【シドニー】オパールカードの買い方や注意点?入国後でもすぐに買える場所も解説!

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こんにちはマリ旅です。今回はシドニーで旅行をするなら絶対に持っておきたい必須のオパールカード(OpalCard)について使い方・買い方・注意点まで詳しく解説していきます。実際にオパールカードを使ってみて「もっと早く知っておけばよかった!」「これは調べておいて良かったな!」という体験をもとに、旅行者目線で役立つ情報をお届けしますので、これからシドニーに行く方や、現地での交通手段を検討している方はぜひ最後までご覧ください。

目次

オパールカードとは

オパールカードとはシドニーを含む、ニューサースウェールズ(NSW)州の公共交通機関で使えるICカードです。日本でいうPASMOやSuicaなどの交通カードと同じで、乗車前・乗車後にタッチするだけでスムーズに移動が出来ます。

使える交通機関は以下の通りです
・電車
・バス
・フェリー
・路面電車(ライトレール)

Opalカードの種類と対象者について

Opalカードにはいくつかの種類があり、カードの色も対象者により異なります。

アダルト(黒):旅行者も使う、16歳以上の一般利用者向け
チャイルド/ユース(緑):4歳から15歳までの子ども、およびNSW州の16歳から18歳までの学生向け
コンセッション(シルバー):特定の条件を満たす学生や福祉需給者向けで日本からの旅行者は対象外の場合が多い
ゴールドシニア/ペンショナー(ゴールド):NSW州の高齢者や年金受給者向け

Opalカードのお得な割引制度

Opalカードは使えば使うほどお得になる旅行者にも優れたカードです。以下にOpalカードを使うことで適用される主な割引制度をまとめてみました。賢く使って、シドニー観光をお得に楽しみましょう!

オフピーク割引:平日のピーク時間帯(朝7時~9時、夕方16時~18時30分)を避ければ運賃が30%安くなります
日曜割引:日曜はどれだけ乗っても1日最大2.5AUD!
乗り換え割引:別の交通機関に90分以内に乗り換えタップすると割引が適用!

Opalカードのチャージ方法

Opalカードを使いすぎて残高がなくなってしまった!そんな時に備えてチャージ方法も覚えておくと安心です。

主なチャージ方法は以下の2つです!
オンライン:Opalカード公式サイトまたはOpalTravelアプリから
対面チャージOpalリテーラー(コンビニ、ニュースエージェントなど)や駅、フェリー乗り場のチャージ機で現金またはカードで

チャージ機の数は少ないので、残高不足を防ぐため大きな駅またはオンラインで20~30AUD程度チャージを行うことをおススメします

覚えておきたい!Opalカードの上限額は?

Opalカードと日本のICカードの違う点は1日・1週間ごとの上限額が決まっているという点です。シドニー市内でOpalカードを使って移動する場合、どれだけ公共交通機関を利用してもある金額以上は課金されない仕組みになっています。

上限額の仕組みについて

例えば1日で観光地をいくつか回って実際にかかった金額が30AUDだったとしてもOpalカードから引き落とされるのは1日の上限額(17.8AUD)まで。それ以上は請求されません。
さらに金曜・土曜・祝日に限り、1日の上限額は半額の8.9AUDに設定されます。週末にOpalカードを使って観光を集中させれば、交通費がかなり節約できるというわけです。

そして1週間(月曜日~日曜日)でも上限額が定められていて、50AUDを超えた分以上は請求されない仕組みになっています。月曜日になると再びリセットされるので、1週間まるっと旅行する人には特にうれしい制度です。
これらの情報をまとめると

【Opalカードの運賃上限まとめ】
1日当たりの上限
月~木曜日 17.8AUD
金・土・日・祝日 8.9AUD
1週間あたりの上限
50AUD ※毎週月曜日にリセット

実際に使ってみるまでは「本当に超えた分は取られないのか?」なのかと半信半疑でしたが、上限額に達したタイミングでカードをタッチすると「$0,00」と表示されていて本当に請求されていませんでした。

このようにOpalカードは使えば使うほどお得になる仕組みで、公共交通機関を使う観光客にも大きなメリットがあります。

シドニー空港でOpalカードはどこで買える?

このお得なカードをシドニーに到着してすぐ購入したいですよね。ここではそんな方におすすめの、実際に利用して便利だったシドニー国際空港(インターナショナル)でのOpalカード購入スポットを2か所ご紹介します。

①WHSmithBookshops(ダブリュー・エイチ・スミス・ブックショップ)

一番のおすすめ購入場所は到着ゲートを出たらすぐ目の前にある書店「WHSmithBookshops」です。お店は分かりやすい場所にあり、混雑していないので到着後すぐに購入が出来ます。
Opalカードは店頭に並んでいるわけではなく、店員さんに声をかけてカードを購入します。購入時に、その場でチャージしたい金額も伝えればOKです。

➁International Airport(インターナショナル)駅改札前

もしWHSmithで買いそびれても大丈夫。空港内の「international airport」駅改札前にもOpalカードを購入できるカウンターがあります。
こちらは電車の改札のすぐ目の前にあるため、多くの旅行者がここでカードを購入してから乗車しています。駅の係員に聞けば案内してくれるので安心です。

空港から市内まではOpalカードでそのまま乗車OK!

Opalカードを購入すれば、空港と市内を結ぶ電車「エアポートリンク」にもタッチですぐに乗車できます。切符を買う手間もないので、初めてのオーストラリア旅行でもスムーズに移動できるよう、ぜひ空港に到着したら早めにOpalカードを手に入れておきましょう。

空港では思わぬトラブルもあるので、海外旅行保険付きクレカを持っていると安心です!

オパールカード購入時の注意点

今回の旅ではしっかり調べて「1週間で50AUDをチャージしておけば乗り放題であろう」と思っていました。
ところが旅の3日目にして、バスに乗ろうとしたところチャージ残高が足りなくて乗れないというアクシデントが発生しました。

どうしてこんなことが起きてしまったのか?実はこれからOpalカードを購入する方にはぜひ知っておいてほしい注意点があります。

ズバリ!空港~市内を結ぶエアポートリンクは対象外

シドニーの公共交通機関には「1日・1週間の上限額がある」というのは先ほどご紹介しましたが、空港から市内を結ぶ電車「エアポートリンク」だけは上限対象外です。つまり、Opalカードに50AUDチャージをして「市内を1週間乗り放題」と思っていても、空港から市内は運賃が必要なので残高が足りなくなることがあります。

ただエアポートリンクにも上限額があり1週間当たりの金額が30AUDなので、空港と市内の移動を含め80AUDほどチャージしておくのが安心です。

Opalカードの有効期間と残高の払い戻し方法

Opalカード自体には明確な有効期限はありませんが、長期間使用しないとアカウントが非アクティブになってしまう可能性があります。
未使用の残高はオンラインで申請をすれば払い戻し可能です!ただ滞在期間が短く、残高が余りそうな場合は、チャージ金額を少なめにしておくのが安心です。

OpalカードがなくてもOK?

クレジットカードとの比較は?

シドニーの交通機関では、Opalカードを持たずにVisaやMaster cardなどのタッチ決済対応クレジットカードやデジタルウォレット(Apple Pay,Google Pay)でも公共交通機関の利用が可能です。

メリット
短期滞在者や、観光客にとってカード購入の手間が省ける
Opalカードと同様の割引や料金上限が適用される

デメリット
チャイルド、コンセッション、シニア向けの割引は適用されない
利用履歴の確認や自動チャージの設定など、一部の機能が利用出来ない

滞在期間や利用頻度に応じて、Opalカードとクレジットカードのどちらかが適しているかを検討するといいでしょう。

地図や乗換案内をスムーズに使うためには準備がおすすめ!

まとめ

Opalカードは市内を旅するなら絶対に持っておきたい交通カードです。電車・バスなどがスムーズに利用できるだけでなく、上限額制度や割引も充実しているので、使えば使うほどお得になります!購入場所やチャージ方法を事前にチェックしておけば、現地でも迷うことなくスムーズに観光がスタートできます!シドニー観光をストレスなく楽しむために、Opalカードをしっかり活用してみてくださいね!

シドニーの飲食店や観光地についてこちらでもまとめていますので、あわせてご覧ください!

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この記事を書いた人

節約しながら旅して回る23歳、目指せ世界1周

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