こんにちはマリ旅です。今回は京都には何回も行っているけどまだ食べていないB級グルメはないか?と探していたところ「にしんそば」という名物料理があることを発見しました!本記事では、にしんそば発祥の地として知られる老舗「松葉 本店」についてご紹介します。創業150年の歴史を持つ名店で、実際に食べたにしんそばの感想やお店の雰囲気、アクセス情報などを詳しくご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
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にしんそばの歴史


にしんそばは、京都の伝統的な和食文化を象徴するご当地グルメの一つです。昆布でしかっりととった出汁に、薄口醤油で味付けされた京都らしい薄味で上品なベースが使われています。具材は「棒炊き」といわれる甘露煮した、にしんの身のみ!発祥のお店とされるのが、祇園の老舗「松葉」です。創業は1861年で、現在では京都の冬の風物詩として観光客にも地元民にも長年愛される定番グルメとなっています。
老舗そば「松葉」はどんなお店


「松葉」は、創業から150年近い歴史を誇る京都・祇園の老舗そば店です。にしんそば発祥の店として知られており、京都観光のグルメスポットとしても人気を集めています。
松葉のにしんそばの最大の特徴は、骨までやわらかく煮込まれた甘辛い「にしん」と、のどごしの良い細めのそば。京風だしとの相性も抜群で、初めてでもぺろりと完食してしまう上品な味わいが魅力です。
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ごはん・デザート・一品料理も充実!
そば以外にも、親子丼・きつね丼などのご飯もの、だし巻き卵やとんかつなどの一品料理も揃っています。お酒を楽しみたい方にもぴったりのラインナップです。
さらに、食後のデザートには「そばアイス」や「ぜんざい」など、和風スイーツもあり、最後まで京都らしさを感じながら満喫できます。
松葉(北店)の基本情報
今回は、本店の定休日(水曜日)に訪れたため、代わりに徒歩約5分の距離にある「松葉 北店」でにしんそばをいただきました。
豊富なメニューが魅力!
冷たいにしんそばと温かいにしんそばを食べ比べも
松葉のそばメニューはとてもバリエーション豊か。看板メニューの「にしんそば」は、冷たいタイプ(冷そば)と温かいタイプ(温そば)の2種類から選ぶことができます。
冷たいそばも、温かいそばも一通りそろっており好みや季節に合わせて選べるのが嬉しいポイントです。
名物「冷たいにしんそば」を堪能!
この日は気温30度を超える真夏日。さっぱり食べられそうな「冷たいにしんそば(2,090円)」をチョイスしました。


運ばれてきた器には、見た目も美しい盛りつけです。大ぶりのにしん煮は艶やかで、甘辛く味がしっかり染み込んでいます。口に運ぶと、ホロホロと崩れる柔らかさ。骨まで丁寧に煮込まれていて、口当たりも抜群です。
さらに、冷たいそばの上にはとろろと卵黄がトッピングされており、これを絡めて食べるとまろやかでコクのある味わいに変化。そばのコシと出汁の風味が絶妙に合わさり、最後の一口まで飽きることなく楽しめました。



京都らしい繊細な味付けと、老舗ならではの丁寧な仕事ぶりが感じられる、まさに一度は食べたいご当地グルメです。
混雑状況・待ち時間は?
私が訪れたのは平日の17時で開店直後だったため、待ち時間はゼロ。しかし、入店から間もなくして外国人観光客を中心に15人ほどが続々と来店し、あっという間に満席に近い状態になりました。
「松葉」は国内外から観光客が集まる人気店のため、特に昼食や夕食のピークタイムには待ち時間が発生する可能性大。
混雑を避けたい方は、開店直後や17時前後など少し時間をずらして訪れるのがオススメです。
京都でにしんそばを食べ比べ!おすすめのお店
京都には松葉以外にも個性あふれるにしんそばを提供するお店がいくつかあります。せっかく京都を訪れたらなら、食べ比べを楽しんでみるのもおススメです。
やぐ羅(やぐら)
祇園にある落ち着いた雰囲気の老舗。にしんの甘辛さが控えめで、そばとの一体感が際立つ一杯が特徴。京風出汁の上品な味わいを楽しめます。
本家尾張屋 本店
創業は室町時代という超老舗そば店。ここのにしんそばは、出汁がしっかりしていてパンチのある味わいと評判です。伝統と歴史を感じさせる一杯を楽しめます。
まとめ
京都祇園で名物グルメを楽しむならにしんそば発祥の老舗「松葉」は外せません。甘辛く煮たにしんと上品な出汁が絡む、京都らしい一杯は観光客にも大人気です。京都のB級グルメを楽しみたい方、祇園エリアで食事処を探している方には特におすすめです。次回の京都旅行のランチや食事候補にぜひ加えてみてください。



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