こんにちは、マリ旅です。今回は「マルタ共和国」についてご紹介します。「マルタってどこにあるの?」「どんな国なんだろう?」「ベストシーズンっていつ?」などなど、あまり日本では知られていない国ですが、実は治安も良く、海がとても綺麗で英語も通じる穴場の観光・留学先なんです。旅行を検討している方はもちろん、語学留学や長期滞在を考えている人にも役立つ内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください!
マルタだけじゃない。次はどこを旅する?

マルタってどんな国

マルタはイタリアの南に浮かぶ地中海の小さな島国です!イタリアの一部と思われることもありますが、マルタ共和国という一つの国です。国土の広さは東京23区の半分ほど。とても小さな国ですがその中には魅力がぎゅっと詰まっています。
ヨーロッパの小さな楽園

首都のバレッタは街全体が世界遺産に登録されていて、まるで中世のヨーロッパにタイムスリップしたような雰囲気。石造りの街並みや教会、宮殿など歴史を感じるスポットがたくさんあります。地中海の美しい海と、温暖な気候も魅力の一つ。最近では、ヨーロッパからだけでなくアジア各国からも人気のリゾート地として注目されています。
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マルタの気候とベストシーズン
マルタは年間を通して温暖で乾燥した気候が特徴。雨も少なく、観光にはぴったりの環境です。

マルタのベストシーズンはいつ??
おすすめの季節は春(3〜5月)と秋(9〜11月)です。この時期は過ごしやすい気温で、降水量も少なめ。
夏は日差しが強いですが、最高気温は32℃ほど。日本の猛暑より控えめですが紫外線はかなり強いため、サングラスや日焼け止めは必須です。
季節 | 気温(平均) | 特徴 |
春(3月〜5月) | 15〜22℃ | 花が咲き乱れ、観光にベスト。日差しは強めですが湿度は低く快適です。 |
夏(6月〜8月) | 25〜35℃ | 真夏は強い日差しと乾燥。海水浴やマリンアクティビティに最適な時期。 |
秋(9月〜11月) | 20〜28℃ | 海にもまだ入れる時期。観光客がやや少なくなり、狙い目です。 |
冬(12月〜2月) | 10〜16℃ | 雨がやや多め。観光は可能ですが、肌寒く感じる日もあります。 |
マルタと日本の時差はどれくらい?
マルタと日本の時差はマイナス7時間。つまり、日本が正午のとき、マルタはまだ朝の5時です。サマータイム期間中(3月末~10月末)は時差が6時間になります。渡航前に現地時間を確認しておくと安心です。
マルタの言語と文化マナー:英語は通じる?チップは必要?
公用語は英語とマルタ語
マルタでは英語とマルタ語が公用語です。現地の人はバイリンガルなので、旅行者でも英語でほとんど困ることはありません。
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チップ文化について
マルタには明確なチップ文化はありませんが、良いサービスを受けたら以下のような心付けが一般的です。
服装・マナーについて
教会や聖堂を訪れる際は肌の露出を控えた服装がベターです
マルタ入国にビザは必要?シェンゲン協定の仕組みも解説
マルタはシェンゲン協定加盟国のひとつで、日本のパスポートを持っていれば観光目的で最大90日間までビザなしで滞在できます。
シェンゲン協定とは?
シェンゲン協定は、加盟国間でパスポートなしに国境を移動できる仕組みです。マルタから他のヨーロッパ諸国(イタリア、スペイン、ドイツなど)へも追加の入国審査なしで旅行できます。
長期滞在を希望する場合は?
• 学生ビザ:語学学校などで90日を超える留学の場合に必要。
• 就労ビザ/フリーランス用ビザ:一定の条件で発行される。
注意:シェンゲン圏内の「過去180日間で最大90日滞在」のルールに注意!
マルタの通貨はユーロ(€)


マルタはEU加盟国なので、通貨はユーロ(EUR)が使われています。マルタのついでに近隣のヨーロッパ諸国に行く場合は同じ通貨を使用することが出来ます!
※2025年6月時点のレート:1ユーロ ≒ 164円。為替レートは変動するため、渡航前に最新情報をチェックしましょう。
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日本からマルタへのアクセス方法
2025年現在、日本からマルタへの直行便は運航されていません。そのため以下いずれかの都市を経由する必要があります。
乗り継ぎ時間を含めて、所要時間は約17~24時間程度が一般的です。旅行プランを立てる際は、乗継地でのトランジット時間にも注意しましょう。
マルタの水は硬水!飲料水は購入がおすすめ
マルタの水道水は硬水です。日本の水は軟水なので、慣れていない人はお腹を壊すことも。旅行中はミネラルウォーターを購入するのが安心です。スーパーでは2ℓペットボトル6本入りが約2ユーロで購入できます。
おすすめのスーパーは、LIDL(リドル)やWelbee’s(ウェルビーズ)など。どちらも観光客にも使いやすいチェーン店です。
コンセントの形状と変換プラグは必要?


マルタのコンセントはBFタイプ(イギリス式3本ピン)が一般的です。日本の電化製品はAタイプなので、そのままでは使用できません。変換プラグ(A→BF型)を必ず用意しましょう。
ドライヤーやヘアアイロンなどを持参する場合は、変圧器も必要になることがあります。電圧対応を事前に確認しておくと安心です。
変換プラグや変圧器があれば、普段使いのドライヤーも現地で使えます!
マルタのWi-Fi事情とSIMカードは?現地でのネット接続ガイド
フリーWi-Fiはある?
ホテルやカフェでは無料Wi-Fiが普及していて、観光地でも比較的つながりますが、公共交通(バス)ではWi-Fiは基本ありません。
SIMカード・eSIMの選択肢
▶ 現地SIMカード(空港・街中で購入可能)
• GO、Melitaが代表的キャリア
• 7日間〜30日間のプリペイドSIMが人気
▶ eSIM(日本で事前に準備できる)
• Airalo、Nomadなどがマルタに対応
• クレジット決済&即アクティベート可能で便利
どちらがおすすめ?
• 短期旅行ならeSIMが楽&時短
• 滞在中に電話番号が必要な場合は現地SIM
✈ 空港でSIMを購入するなら、パスポートの提示が必要な場合もあります。
SIMカードは事前に準備すると日本語対応で便利!


マルタの物価と旅行予算の目安
マルタはヨーロッパの中では比較的物価が安い部類に入ります。ただし、観光地やハイシーズンは値上がりの傾向もあります。
食費
• ローカルレストラン:€10〜15
• ファーストフード:€6〜10
• カフェのコーヒー:€2〜3
宿泊費(1泊あたりの目安)
• ゲストハウス/ホステル:€20〜40
• ミドルクラスのホテル:€60〜100
• 高級ホテル:€120以上
観光・交通費
• 路線バス:€2(夏季)/€1.50(冬季)
• 1日乗車券:€6
• フェリー:€1.50〜(スリーマ〜ヴァレッタなど)
マルタ旅行の成功はホテル選びから!




マルタの治安と旅行中の注意点
全体的に治安は良好。でも油断は禁物です!マルタはヨーロッパの中でも比較的治安が良い国として知られています。女性の一人旅でも安心して過ごせる環境です。ただし、「観光地=スリや置き引きが多い場所」であるのも事実。最低限の警戒は必要です。
注意したいポイント
1. スリ・置き引き
• 観光客が多いヴァレッタ中心部やスリーマのフェリーターミナル周辺では、スリの報告があります。
• バッグは身体の前に持ち、ファスナーは閉めるなどの対策を。
2. 夜間の一人歩き
• 大通りやホテル周辺は基本的に安全ですが、人通りの少ない裏道や薄暗いエリアは避けるのが無難です。
• 女性の夜の一人歩きは、タクシーやBoltの利用を推奨。
3. ビーチでの盗難
• ビーチでの荷物の放置はNG。特に観光客が多いゴールデン・ベイやブルー・ラグーンでは注意。
• 海に入る際は、防水バッグや友人との交代制を活用しましょう。
現地でトラブルが起きたら?
• 緊急時の電話番号:112(警察・救急・消防共通)
在イタリア日本大使館(マルタは兼轄地域)
• +39-06-487-991(ローマ)
• または外務省の「たびレジ」に事前登録しておくと安心です。
まとめ
マルタ旅行は、美しい地中海の風景と歴史ある街並みを気軽に楽しめるヨーロッパの穴場スポットです。この記事では、マルタへの行き方から観光のコツ、滞在中の注意点までを詳しく解説しました。これからマルタを旅する方は、ぜひ本記事を参考に、自分だけのマルタ旅行プランを立ててみてください。
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